衛生管理の重要性と「空気清浄機Hイオンクラスター」の導入
歯科医院は、口の中を治療する場所です。当然、空気中には目に見えない細菌やウイルスが存在します。 歯を削る治療では、目に見えないほどの細かい水しぶきや粉塵が発生し、それらに付着した細菌やウイルスが空気中を漂うこともあります。 もちろん、多くの歯科医院では、患者様により安心して治療を受けていただくために、院内の衛生管理には細心の注意を払っています。 治療器具の滅菌消毒はもちろんのこと、スタッフの手洗い・うがいの徹底、患者様ごとにグローブの交換など、できる限りの対策をおこなっています。
しかし、目に見えないものへの対策は本当に難しいものです。 そこで当院では、より安心な治療環境を実現するために、Hイオンクラスター搭載空気清浄機を導入しています。
イオンクラスターとは?
酸素分子のイオンが10~60個単位で集まった集合体で、自然の空気中にも存在します。イオンクラスターの作用の中には、空気中の悪臭分子、微生物、雑菌、カビ菌を包み込む性質があります。この原理を利用して除菌作用、脱臭、揮発性有機化合物除去により、健康・快適な空気を作ることができます。
従来の空気清浄機とHイオンクラスターの違いは?
従来の空気清浄機は、空気中の塵や埃、花粉などをフィルターで物理的に捕集するのが主な働きです。
フィルターの性能によって捕集できる粒子の大きさが異なり、高性能なフィルターであればPM2.5などの微粒子も除去できます。しかし、フィルターを通過してしまうような小さなウイルスやカビ菌、ニオイの元となるガス状物質などへの対策は難しいという側面がありました。
一方、Hイオンクラスターは、高濃度のプラズマクラスターイオン(Hイオン)を放出し、空気中の細菌やウイルスを包み込んで除去します。Hイオンは、細菌やウイルスを不活化することができ、空気中だけでなく壁・床・家具などに付着した細菌やウイルスも不活化でき、国立病院など医療施設の無菌室に導入されています。
さらに、臭いの元となる物質を分解することができ、脱臭効果も期待することができます。
なぜHイオンクラスター空気清浄機なのか?
従来の空気清浄機は、フィルターで空気中の汚れをキャッチするものが主流でした。 しかし、Hイオンクラスター空気清浄機は、フィルターによる捕集に加え、Hイオンを空気中に放出することで、 浮遊する細菌やウイルスを抑制することができるので、歯科医院においても、以下のような効果が期待できます。
- • 院内感染リスクの低減:空気中の細菌やウイルスを抑制することで、院内感染のリスクを大幅に低減しています。
- • 清潔な空気:治療で発生する目に見えないほどの細かい粉塵や水しぶき、それに付着した細菌などを抑制し、 院内の空気をより清潔に保つことができます。
- • 安心感の提供:多くの患者様は目に見えないものへの不安を抱えています。 Hイオンクラスター空気清浄機の導入は、患者様に「安心」を提供することに繋がっています。
実際に導入してから、院内の空気は格段に爽やかになったと感じています。 患者様からも「安心して治療を受けられる」「空気がきれいに感じる」といったお声をいただくこともあります。 今後も、患者様が安心して治療を受けられるように、目に見える対策はもちろんのこと、目に見えないものへの対策にも取り組んでいきたいと思っております。