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Columnコラム

歯医者さんが教える!子供の歯の生え変わり、知っておきたいあれこれ

2024.04.30


子供の歯って、いつ生えてくるの?いつ頃抜け変わるの?

生え変わり時期は、子供の成長の証であり、親にとってもドキドキワクワクする時期です。

しかし、生え変わり時期には、いくつか注意すべき点も…。そこで今回は、歯科医師である私が子供の歯の生え変わりについ解説していきたいと思います!

・乳歯の生え変わり時期

一般的に、乳歯は生後6ヶ月頃から生え始め、2歳半~3歳頃までに20本全てが生え揃います。

そして、6歳頃から永久歯に生え変わり、12歳~13歳頃までに全ての永久歯が生え揃うと言われています。

子どもの歯は、乳歯と永久歯の2種類がありますが、

乳歯は20本、永久歯は28本生えてきます。乳歯は永久歯に生え変わるために、自然に抜け落ちていきます。

・ワクワクする乳歯の生え変わり時期

  • 下の歯:6~7歳
  • 上の歯:7~8歳

この時期になると、お子さん自身も歯のグラつきに気づき始めます。

グラグラした歯を触って遊んだり、自分で抜いたりすることもあるかと思います。

しかし、これはあくまで目安であり個人差があり、中には4歳頃から永久歯が生え始める早生児や、 7歳になっても乳歯が抜けない晩生児もいます。

もし、子供の歯の生え変わり時期が気になる場合は、歯科医院に相談することをおすすめします。

・生え変わり時期の注意点

生え変わり時期には、いくつか注意すべき点があります。

① 2永久歯が変な方向に生えてくることがある

乳歯は、下から永久歯が生えて根っこが吸収されることで、抜け落ちていきます。 しかし、まれに乳歯の根っこが吸収されずに残ってしまうことがあります。

すると、永久歯が変な方向に生えてきてしまうことがあります。

② 虫歯になりやすい

生え変わり時期は、歯並びが乱れたり、隙間ができたりするため、虫歯になりやすい状態になります。

特に、奥歯の6歳臼歯は、磨き残しが多いため、注意が必要です。

・生え変わり時期を快適に過ごすためのポイント

① 定期的に歯科検診を受けましょう!

生え変わり時期は、定期的に歯科検診を受けて歯並びや虫歯のチェックを受けることが大切です。

また、歯科医師から歯磨き指導やフッ素塗布などの予防処置を受けることもできます。

② 歯磨きをしっかりしましょう

生え変わり時期は、歯磨きをしっかりすることが大切です。

特に、奥歯の6歳臼歯は、磨き残しが多いため、丁寧に磨きましょう。

③ バランスの良い食事を摂りましょう

歯の健康のためには、バランスの良い食事を摂ることも大切です。

特に、カルシウムやビタミンDを多く含む食品を積極的に摂るようにしましょう。

子供の歯の生え変わり時期は、親にとっても子供にとっても大切な時期です。

今回紹介したポイントを押さえて、子供の歯の健康を守りましょう!

もし、子供の歯の生え変わりについて何か疑問や不安があれば、お気軽に歯科医院に相談してください。

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